AdMobの不正クリックへの対処法

昔、Adsneseでは広告を悪意のある第三者が大量クリックすることでアカウントを停止させるAdsense狩りがありました。(今そういうことがあるのかは不明ですが...)

Adsense狩りにあってしまった人は可哀想なことに何の罪もないのにアカウントを剥奪されてしまったそうです。

これと似たようなことが実はAdMobにもあります。

正式名称はないですが、ここでは「AdMob狩り」という名前で呼ぶことにします。

AdMob狩りが起こると短時間(数十分〜数時間以内)で大量のクリック(数回以上)が発生してしまいます。

別にいいじゃんと思う方もいるかもしれませんが、放置しておくと大変なことになるかもしれません。

ここではAdMob狩りによって何が起き、どう対処すればいいのかということを紹介します。






AdMob狩りされるとどうなる?

まず筆者のAdMob狩りの体験談から紹介します。

それは何気なくAdMobのレポートを見ていた時に起きました。

ものの数分もしないうちにクリックが10回くらいされたのです。

最初は何が起きているのか分かりませんでしたが、レポートをよく見ると特定の国でそのクリックが発生しています。

特定の国で特定の人物がアプリ広告を大量にクリックしていることだけは分かりました。

ここで終わればよかったのですが、もちろんこれだけでは終わりません。

Googleはこのような不正クリックを検知するアルゴリズムを持っています。

そのため不正と判断されたクリックは無効になります。

クリック数と収益は時間がたつにつれてどんどん減っていきました。

それと同時に何か不安なものが脳裏をよぎります。

それは

「もしかしてアカウント停止になるのではないか」

ということです。

Adsense狩りでアカウント停止という話はよく聞くので同じ系列のAdMobでも同様のことが起こるのではないかとその日はびくびくしながら一日中を過ごしました。

幸いなことに翌日も翌々日も特に変わったことはなく、アカウントが停止されることもありませんでした。

そんなことが何回かありましたが今のところアカウントが停止されるということは起きていないです。

これが筆者が体験したAdMob狩りの一部始終です。


AdMob狩りでアカウント停止という話はあまり聞きませんが、もし万が一不正クリックがあった場合の対処法を次に紹介します。

AdMob狩りの対処法

では、不正クリックがあったときにどうするかというとGoogleに報告するのが大事です。

次のURLからGoogleに報告可能です。

https://support.google.com/admob/contact/invalid_activity

ここでは、アカウント情報と不正クリックの種類・発生した日時・不正クリックだと判断する根拠の提出を求められます。

不正クリックと判断する根拠には次のようなことを書いておけばOKだと思います。

根拠例 : 特定の国で30分という短時間に10回以上広告がクリックされたから。

AdMob狩りは別に自分が悪いわけではありませんが、アカウントの停止に関わる重要な事態なので一度報告しておいた方がいいと思います。

また、アプリ広告を大量にクリックされないような仕組みなどももしかしたら導入するべきなのかもしれませんが、自分はそこまではしていません。


以上、AdMobで不正クリックがあった場合の対処法についてまとめてみました。では、また。

関連項目
プライバシーポリシー