AdMobの新機能 ネイティブ広告を試してみた
AdMobで広告を貼り付ける際は今までバナー広告を使っていたのですが、最近になってAdMobもネイティブ広告を始めたそうなので試しに使ってみることにしました。
ここではその導入と作り方についてまとめていきます。
ネイティブ広告の作成
ネイティブ広告を作るにはAdMobにログインしてアプリの広告作成ページに行き、「新しい広告ユニット」をクリックして広告フォーマットの中から「ネイティブ」を選べば簡単に作れます。
CSSを直接編集できるのでバナーではカスタマイズできなかった部分も細かく指定できます。
ネイティブ広告導入
普段eclipseを使っているのでeclipseを例にネイティブ広告を実装していきます。
まず、ネイティブ広告ではgoogle-play-servicesのリビジョンが古いと対応するAPIがないので表示できません。
なので少なくともrevision 28以上にアップデートしましょう。(28未満で動くかどうかは分かりません。)
ここで注意ですがeclipseではgoogle-play-servicesは「SDK Manager」を使ってアップデートしない方がいいです。自分もアップデートしたのですがlibprojectが消えるなどの不具合が出ました。
そこでその代わりにrevision 28を以下のリンクから直接ダウンロードしてきて解凍して既存のgoogle-play-servicesと置き換えてください。
https://dl-ssl.google.com/android/repository/google_play_services_8298000_r28.zipこれでネイティブ広告の表示に必要なNativeExpressAdViewが使えるようになります。
以下がネイティブ広告表示のコードです。
adLayout = (LinearLayout) findViewById(R.id.adLayout); /// 広告を表示するレイアウトを取得 nativeExpressAdView = new NativeExpressAdView(this); nativeExpressAdView.setAdSize(new AdSize(AdSize.FULL_WIDTH, 100)); nativeExpressAdView.setAdUnitId("ここを広告ユニットIDに置き換え"); AdRequest.Builder adRequestBuilder = new AdRequest.Builder(); adRequestBuilder.addTestDevice(AdRequest.DEVICE_ID_EMULATOR); adLayout.addView(nativeExpressAdView); nativeExpressAdView.loadAd(adRequestBuilder.build());
大きさは幅は画面いっぱい、高さは100にしてあります。高さについてはアプリのレイアウトに合わせてください。
高さが小さすぎると広告が表示されなくなってしまいます。
以上、ネイティブ広告についてでした。では、また。