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エミュレーターにtelnet接続する
Androidエミュレーターを操作するにはシェルから操作する方法の他にtelnetというコマンドを使う方法があります。
telnet接続すればシェルではできない画面サイズを変えたり、位置情報を変更したりなどの実機に近い操作をすることができます。
telnet接続のコマンド
まずエミュレーターがどのポート番号を使っているのか調べましょう。調べ方は簡単で起動しているエミュレーターのタイトルバーの : の前の数字がポート番号になっています。
例えば下の画像でいえば5554がポート番号です。
ではこのポート番号からtelnet接続してみます。コマンドプロンプトを開いて次のコマンドを打ちます。
telnet localhost 5554
エミュレーターへのログインが成功すると次のメッセージが表示されると思います。
Android Console: type 'help' for a list of commands OK
ログイン後の操作
ログインができたら実際に何かコマンドを発信してみましょう。
例えばエミュレーターのウインドウの大きさを変えたかったら次のようなコマンドを打ちます。
window scale 0.5
windowが大きさを変えるコマンドでscaleの後に1を基準にしたウインドウの相対的な大きさを渡します。この例だとウインドウが半分の大きさになります。
他にもコマンドがありますが、使い方が分からなければhelpコマンドの後にコマンドやそのサブコマンドを渡します。
help window scale
上のように打つとwindowコマンドのサブコマンドであるscaleについての説明が表示されます。
もしすべてのコマンドの一覧を表示したい場合はhelpとだけ打てばコマンド一覧が表示されます。
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